ありふれた日常に感謝

一姫(7歳)二太郎(2歳、0歳)の子育てとお仕事のドタバタな日々を綴るブログ

子供の入院費はいくらかかるの?!今回の入院費は…

次男(生後5か月※病院で5か月を迎える)が脱水症状で入院していたのですが、4泊5日で無事に退院しました。

今回の診断名は、「尿路感染症からの脱水症状」とのこと。
入院時は体重も7キロ→6キロに落ちて衰弱しきってたのですが、ミルクも飲めるようになって、体重ももとに戻り、本当に安心しました。

 

それもこれも手厚い病院の治療や看護のおかげでして、医療従事者には感謝の気持ちでいっぱいなのですが、もう一つ感謝したいのは、この国の医療保険制度でした。

 

子供の入院費は無料という何ともありがたい制度

今回の入院は大学病院に5日間だったわけですが、会計時に請求された金額は、「食事療養費の約4,000円」のみでした。

万単位で請求されると思っていたので、「え、本当ですか?!」と会計担当者に聞いてしまう私。

そんな興奮気味の私に会計事務員の人は優しく

「乳幼児医療制度を使えますので、負担額はこの食事療養費(ミルク代)のみですよ。
またこの分もお住まいの自治体に申請すれば返金されますからね」とのこと。

 

「こんなキレイな病院で手厚い看護を受けて、自己負担ゼロとはなんとありがたい制度なんだ!」と心底感じたのでした。

 

乳幼児医療費助成制度とは

乳幼児医療費助成制度は、全国の地方自治体による医療費の助成。
都道府県が要綱等に作成し、各市区町村が要項も基に具体的な助成内容を決めるため、地方自治体によって内容は異なる。
子育て家庭の支援を目的とした制度だが、いざという時に躊躇なく医療機関等にかかれるように一定年齢までの子供については医療費を無償にするなどして子どもの命を守る仕組みでもある。

助成を受けるには、助成制度に加入する手続きが必要。市役所や区役所などに交付申請書(健康保険証やマイナンバーカードなども必要)を提出して「受給者証」を交付を受ける。
病院で受診した際、窓口で受給者証を提示すれば助成を受けられる。

なお、地方自治体による助成内容の主な違いは、「対象となる子供の年齢」「自己負担の有無」「親の所得制限の有無」など。

 

確かに、普段の風邪や下痢でかかりつけの町医者に行く際も、
この乳児医療証で自己負担ゼロなわけですが、まさか入院してもこの恩恵を受けられるとは思っていなかったわけです。

この日本の手厚い社会福祉の制度には、ただただ感謝しかありません。。

 

乳幼児医療費助成制度対象外の費用もある

ちなみに、制度対象外の費用は以下の通り

  • 個室利用の差額ベッド代
  • 付添人のベッド代
  • 入院時の食事代

今回は、この入院時の食事代(ミルク代)のみ退院時に請求されて、私の住む自治体ではこれも後で申請すれば返金されるので、実質自己負担ゼロということに。

日本の医療従事者と制度に改めて感謝

今回、突然の入院でびっくりもしたし、不安も感じましたが、

日本の医療のレベルと手厚さ、医療従事者の真摯なサポートにそれらネガティブな気持ちは相当和らぎました。

 

特に、以下の対応については感謝しかありません。

  1. 町医者からの大学病院への速やかな連携
  2. 大学病院での適切な処置
  3. 医療従事者の詳細な説明と、納得いくまで質問を受け付ける姿勢

 

特に3については、医師も看護師も今後の処置方針も分かりやすく丁寧に教えてくれて、何度も不明点はないですか?と、先生がいなくなると、看護師は先生のいうコトで分からなかったこと、質問はないですかと、しつこいくらいに聞いてくれました。

 

医者って、気難しくて、なんか聞きずらい印象がありましたが、もうそういう時代でないんですね。

 

大学病院だから、面会に行く度に説明してくれる医師や面倒を診ている看護師が違うんですけど、どの方も優しく接してくれて、且つ子供の様子を教えてくれたのには感謝しかありません。

 

3人の子供のうち、誰か医療従事者になってくれないかなぁ

そして思ったのは、やっぱり人命に関わる仕事って大変だけど、尊いなぁと。

カッコいいなぁと(言葉にしては陳腐になってしまうけど)

 

いや、決して楽な仕事でないし、危険でシビアな仕事でもある。

でも、一つの職業として本当に尊い、素晴らしいと感じた経験になりました。

3人のコの誰かが、こうした職についてくれたらいいなぁと。

 

とにかく、すぐに退院できてよかったです

子供や家族の健康管理を大事に暮らしていきたいと思います。

 

サニー